学校歯科医・金子先生のコラム②「普段食べるものの砂糖の量を知る」
本校の学校歯科医・金子先生のコラムをお届けします。
今回のトピックスのテーマは「普段食べるものの砂糖の量を知る」についてです。
12月、期末テストが終わると冬休み。年末年始は暖かい家の中で美味しいものを食べてのんびりという方、受験前で夜食等食べながら勉強を頑張るという方も多いと思います。
ここで、気を付けて頂きたいのが、おやつに含まれる「砂糖」の量です。食感や風味等であまり感じない内にかなりの糖分摂取をしている可能性があります。
例えば、砂糖含有率の王者(アメは除く)グミは標準サイズ1袋で30~35g、これは成分のほぼ90%にのぼる砂糖が入っています。
他に多く砂糖が含まれているのがドーナツ(約59g/1コ:約100g)。次にコーラ(約56g/500ml)。次にパウンドケーキ(約47g/100g)。
これらはとても美味しいし(私も大好き)沢山食べたくなりますが、虫歯の予防のためにも健康のためにも、食べ過ぎには注意し食べた後は必ず口をゆすぐか歯みがきをするようにしましょう。
クリスマスも近いことですし、これらのお菓子を自分で作ってみるのもいいかもしれません(私は経験あり)。すると作るのにどれ位砂糖や脂肪分が必要か一目でわかります。すると、自然に食べる量を少し控えめにしようかな?とか、ちょっとした意識が芽生えるかもしれません。
年末年始、こんなことを少しだけ意識して過ごすのもいいかもしれませんよ。
それでは皆様よいお年を。