今年一年、ありがとうございました。

2学期の期末考査が終わり、冬休みもテニス部は一生懸命練習しています。

12月15日(土)旧第3学区テニストーナメント団体戦予選が本校であり、男子Bチームと女子Aチームが参加しました。男子は負けてしまったものの、女子Aチームは見事勝ち上がることが出来ました。これで本校からは、男子Aチーム、そして女子はAチームとBチームの計3チームが本戦に進出します。ちなみに、本戦開催日は、来年1月14日です。

25日~28日は田村杯ジュニア予選があり、本校からも多くの部員が参加しました。このため全員そろわない練習日が多かったのですが、限られた人数、そして限られた時間でメリハリのある練習をすることができました。また28日は試合に行っていない残りのメンバーで八尾北高校と合同練習および練習試合を行いました。男子は、本校が普段行っているメニューに八尾北高校の部員が合わせる形で練習を行いました。いつもとは違うメンバーが加わるだけで、練習にもメリハリがつき良い刺激をうけることができました。

12月29日は、今年の練習納めの日です。この日は、今年最後のイベントとして、男女混合ダブルス大会を行いました。とは言っても、本校の部員は女子よりも男子が2倍以上部員がいるので、半分は男子ペアとなってしまいます。結局優勝も、2年と1年の男子ペアとなりました。
そしてすべての試合が終わった後、コート整備を入念に行い、周辺のごみ拾いをしたあとに、みんなでピザを食べて楽しみました。(ちなみにピザパーティーは、顧問の持ち込み企画です。他のクラブは、年末にたこ焼きや豚汁などを作って楽しんでいたので、テニス部も何かしたいなあと思って突然企画しました。)

<混合ダブルス大会>              <ピザパーティー>

 

 2018年、山高テニス部を応援していただき、ありがとうございました。本当にいろいろなことがあった1年でした。楽しいことも、辛いことも、ともに部員たちと共有することができました。顧問として自分の指導法を見つめなおすこともできた年でした。ただ、勝ったときの生徒の笑顔や、部員同士で楽しく過ごしている姿を間近で見ることが出来て、本当に幸せでした。感謝の気持ちでいっぱいです。

来年は、何とか男女とも高体連主催の団体戦で本戦進出を果たしたいと思っています。おそらく現在の2年生が引退するのは来年(2019年)の5月頃だと思います。顧問としてはぜひともそれまでに、今のキャプテン・副キャプテンがクラブをまとめてくれているこの世代で本戦に出たいです。その思いを胸に、来年もがんばっていきます。2019年も、山高テニス部に対するご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

山本高校硬式テニス部顧問
坂口  学

お知らせ

12月15日(土)に行われる第3回学校説明会にお越しになる中学生ならびに保護者の方へ

この日は、(天候が良ければ)テニスコートで旧第3学区団体戦の予選を行います。本校からは男子Bチームと女子Aチームが出場する予定です。説明会が終わりましたらぜひ足を運んでいただき、生徒たちの活躍を見ていただけたらと思います。また、普段の練習の様子などご質問がありましたら硬式テニス部顧問坂口まで遠慮なくお問い合わせください。
多くの後輩たちが山高テニス部に入部してくれることを期待しています。

成長の跡~公立大会団体戦~

9月の秋季大会(7人団体戦)が終わっても、われらがテニス部は秋の大会が目白押しです。
10月21日(日)、公立高校だけで行われる7人団体戦が行われました。
男子は善戦したものの残念ながら初戦で負けてしまいました。ここでは女子の戦いを中心に書かせていただきます。
大会の数日前に抽選会があったのですが、1つ勝ったら次は第2シードにあたるという厳しいゾーン。うーん、正直厳しい。第2シードのO高校にどこまで立ち向かえるかがポイントとなる試合となりました。
シングルス1とダブルス1は1年生で臨みましたが、残念ながら敗北。しかしシングルス2でキャプテンが確実に勝利をおさめ、シングルス3の1年生も順当に勝ちました。さあ、あとはダブルス2の2年生ペアが勝てば、3勝2敗であの第2シードの強豪に勝つことが出来る?!
一進一退の攻防は結局その日には決着がつかず、3-3のままで日没サスペンデッドとなり、次週に続きからすることになりました。でも、ちょっと待てよ。そういえば、明々後日から修学旅行じゃなかったか?練習出来ない?沖縄から帰ってきた次の日にすぐ試合?どうしよう?

学年の先生方に無理にお願いをして、旅行中にわずかだけ朝練習を認めてもらい、ボールを打つ感覚を忘れないようにして、帰阪翌日の28日に、続きの試合を行いました。結果は・・・・5-7で敗れました。しかし、本当に良い試合でした。相手よりもしっかりと強くスイングをしていました。あきらめない姿がそこにありました。そして何より、「思わず応援したくなる」ような人を引き付けるすばらしい試合をしてくれました。

このダブルス2年生ペアですが、次の大会では見事勝つことが出来まして、チームの本戦進出に貢献してくれました。日々の取り組みの中で、確実に成長している姿を見せてくれています。顧問として、本当に頼もしい限りです。

<高校で硬式テニスをしようと思っている中学生のみなさんへ>
ぜひ、山高で一緒にテニスをしましょう!多くの後輩が集まってくれることを、部員一同、心から願っています。

あとひとつ、何かが足りない・・・

新チームになってはじめての団体戦である、秋季テニス大会の予選が行われました。
当初は男女とも9月9日(日)に本校で行う予定でしたが、4日前に襲った台風21号の影響で、テニスコートにも被害が発生したため、女子は16日(日)、男子は23日(日)に延期して行われました。
結果は・・・残念ながら男女とも予選突破を果たすことが出来ませんでした。
この大会はシングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合を戦い、3勝した学校が次へ進める大会です。男子は初戦は3勝したものの、次の試合では2勝どまり。女子にいたっては初戦で2勝しか出来ず、敗退が決定しました。
試合後の反省会で、ある部員がこんなことを言い出しました。
「男女ともあと1つ勝つことが出来れば、次に進めた。あとひとつ、何かが足りない・・。」
顧問である私は、このように答えました。

「それは、自分自身に対する厳しさじゃないか?」

テニス部の顧問をして今年度で13年目になりますが、テニスって孤独なスポーツだなあと感じることが時々あります。テニスは、ひとたび試合が始まったら顧問は選手にしてあげられることがほとんどありません。試合中のコーチングやアドバイスは禁止。他のスポーツのように、試合中のメンバー変更が出来るわけじゃない。確かに団体戦ではチェンジコートの時だけアドバイスは認められていますが、ほんのわずかな時間に多くのことを伝えるのは無理です。だから、試合が始まったら、顧問はただ選手を信じることしか出来ないのです。そんな中、選手は多くのプレッシャーをはねのけて戦っていかなければいけません。「己に勝つ」ための強い精神力を身につけるためには、妥協せず、常に自分に厳しく行動できるようになること。それが今のテニス部に足らない「あとひとつの何か」ではないだろうかと伝えました。

今回は残念な結果になってしまいましたが、これからも公式戦は続きます。下を向くことなく、これからもがんばっていきたいと思います。ご声援よろしくお願いします。

高校総体個人戦

8月9日から11日にかけて、大阪高校総体テニス大会の個人戦が行われました。
結果は、男子シングルスで1人、女子シングルスで1人、女子ダブルスで1組が予選を突破し、見事本戦に進出しました!
正直なところ、ここまでやってくれるとは思いませんでした。(部員のみなさん、ごめんなさい・・)
記録的な猛暑のなか、あきらめることなく取り組んできた成果が現れたのだと思います。特に女子は1年生がきちんと結果を出してきており、本戦進出以外にも、予選の決勝まで進み本戦まであと一歩だった部員も2人いました。そのうちの1人が、顧問の私にこう言いました。
「すみません、先生。本戦に行けなくて。」
なぜ?どうしてあやまるの?決勝まで進めて立派じゃないか!そのように答えましたが、本戦出場者が多ければ9月にある団体戦でシードを獲得できて有利になります。まだ1年生なのに、そこまで心配してくれて戦ってくれたんだ。本当にありがとうね。

さて、その秋季大会団体戦が9月9日(日)に行われます。文化祭の翌日というハードスケジュールですが、団体でも予選が突破できるようにがんばります。応援よろしくお願いします。