2月3日と10日の2日間にかけて、第38回浦川杯ウィンターカップが行われました。
近隣の公立高校計16校に対して戦いを挑む年2回行われるこの大会。夏の大会では見事優勝することができたので、連覇を目標に日々練習を重ねてきました。
1日目、初戦はバタバタしながらも勝つことが出来、迎えた2戦目。強豪M高校が相手でした。ここ数年公式戦では1度も勝ったことがない相手に対して、フルセットまでもつれる戦いはしたものの、結局粘りきれずに負けてしまい、初日は2位通過で2日目にのぞみました。
2日目は4チームのリーグ戦で行われました。初戦のY高校には勝利。作戦が見事成功しました。(どんな作戦かって?ここでは言えません(笑))2試合目のS高校とは、つい最近練習試合をしたばかり。そのときは五分五分の戦いで、正直うちと同じようなタイプのチームだなという印象を持っていました。決して楽な試合にはならないだろうと覚悟していましたが、案の定試合はフルセットまで持ち込まれる大熱戦。この大会は3セット目は15点制というルールだったので、出だしが特に重要でした。いつも出だしで波にのれないチームですが、部員たちは何とか粘り強く戦いました。しかし最後は力尽き、14-16で落としてしまい、負けてしまいました。ただ、気持ちの切り替えが早いのがこのチーム(特に2年生)のいいところで、3試合目はきっちりと勝つことが出来、結局2部リーグの2位でこの大会を終えることになりました。
話は変わるのですが、先日テレビで女子カーリングの試合を見ていると、ピョンチャンオリンピックで見事銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの選手がこのようなことを言っていました。
「カーリングはコミュニケーションが特に大事なスポーツ。氷の上だけでなく、氷上以外でのコミュニケーションも大切にしている。」
それを聞いたとき、この言葉はバレーボールにもあてはまるのではないかと思いました。そして、山高バレー部員は、それをきちんと実行できている集団だと思っています。練習中は厳しくても、練習が終わると、笑顔で仲良く会話しているのがとても印象的です。また、休み時間や休日などでも部員同士で本当に楽しそうに話をしている姿がよく見られます。コート内だけでなく、コート外でもコミュニケーションを大切にしている11人の部員たちを、とても頼もしく思います。
そうこうしているうちに、2年生は引退まで残り少なくなってきました。4月には部別リーグ戦、そして6月には二次予選があります。先日のミーティングで部員たちがかかげた目標は、
「最後はみんなの笑顔で終わる」
最高の笑顔を見せてください!! がんばれ!山高女子バレー部!
追伸 この大会には、保護者の方だけでなく部員のクラスメイトの皆さんも応援にかけつけてくれました。みんな、本当にありがとう。