64年ぶりの快挙達成

5月27〜29日の3日間、ヤンマーフィールド長居で全国インターハイ大阪府予選会(大阪インターハイ)が行われました。

この大会は、地区予選会を突破した選手のみが出場できます。

また、各種目上位6位までの選手が近畿大会へ進出となります。

本校からは、個人7種目、リレー4種目の計22名がエントリー。

 

非常に暑い3日間でした。

山高陸上部の選手たちは、自己記録の更新を狙うレース・試技よりも、準決勝や決勝に進むための試合を展開。

勝ちに行くレースをすれば、あとから結果がついてきます。

どの選手も積極的な試合運び。

「記録に残るレースより、記憶に残るレースを」。試合前のミーティングで選手に伝えた言葉を体現してくれました。

個人種目、リレー種目ともに選手の熱い想いがレース・試技にあらわれていました。

とくにリレー種目は、負けた段階で3年生は最後のレースになるため、強い想いが一人ひとりにこもっていて、感動しました。

そんな中、3年生の芦塚平次が男子やり投に出場し、私立強豪校を抑え、優勝しました!!

エントリー段階のランキングでは、4位で自己記録を大幅に更新しての優勝です。

山高陸上部から、大阪チャンピオンが出たのは1958年に女子砲丸投で吉田さんが優勝して以来、64年ぶりとなります。

今の3年生(75回生)は、きちんと自分自身に向き合い、陸上競技に対して真摯に取り組んでいる学年です。

そういった一人ひとりの想いが、今のチームをつくり、今回の結果に結びついたと思っています。

また、私自身こういう生徒たちに出会えた巡り合わせに感謝しています。

 

近畿インターハイは、6月16〜19日の4日間、奈良県鴻池陸上競技場で行われ、男子やり投は最終日です。

6位までに入賞すれば、徳島県で行われる全国インターハイへ出場できます。

各府県大会が終了し、現在の近畿高校ランキングは6位。

各選手の持ち記録を考えると、ランキングはもう少し落ちるかと思いますが、全国を狙える範囲にいるので、チーム一丸となって近畿インターハイに臨みます。

無観客試合なので、応援等にお越しいただくことはできませんが、ホームページ等で結果報告をいたします。

 

大会の詳細な結果は下記のリンクから御覧ください。

https://www.oaaa.jp/kotairen/results/2022/34_o_ih/mast037.html#DAN0095