8/3〜7、徳島県鳴門・大塚スポーツパークポカリスウェットスタジアムで全国インターハイが行われ、本校陸上部3年生の芦塚平次が男子やり投に出場しました。
大阪インターハイで優勝し、近畿大会では6位入賞をして、全国の舞台に駒を進めることができたものの、ランキングでは66人中43位。
それでも、目標は決勝進出(上位12名)を目指して今大会に挑みました。
予選は2組あり、3回投げて通過標準記録の60mを超えれば、決勝進出。60mを超える選手が12名に満たない場合は、記録上位12名が決勝進出となります。
芦塚は、予選2組に出場します。
予選1組が終わった段階で、60mを超えた選手は1名のみ。60mを投げなくても決勝へ進める可能性が十分にあり、本人にもその力はあるため、期待が高まりました。
練習投擲の1投目で56mを超え、調子はいい状態でしたが、いざ試合が始まると緊張もあり、リラックスした良い投げができずに、2投目まで終わってしまいました。
残るは1投。
近畿大会では、3投目にビッグスローをして、決勝進出を決めました。
今回も、3投目にすべてを懸けます。
3投目、綺麗な助走からの投擲。先程までの投擲とは異なり、明らかにやりは高く遠くまで飛んでいきます。
記録は、55m83。
決勝進出には、1m30cm足りず、予選敗退となってしまいました。
決勝へ進出した12位の記録が57m13で、本人の自己記録は大阪インターハイで出した56m93。
全く、手の届かない記録ではなく、十分チャンスがあっただけに非常に悔しい結果となりました。
でも、これが陸上競技の勝負の世界。
1cm、あるいは1000分の1秒でも記録が劣れば、負けは負けです。
5月末に、同じ陸上部の同期生が受験勉強に軸足を移してからも、その勝負の世界に身を置き、この時期まで本当によく頑張りました。
コロナ対策もあり、1,2年生とは別で練習し、自身のやり投げと向き合ってここまでやってきました。
結果としては予選敗退ですが、ランキング43位で挑み、当日は22位。
全国で22位。
中学校までは野球部で、高校から陸上を始めて、昨年までは大きな結果が出ず、悔しい思いをしたこともあったと思います。
でも、本当によく頑張ってここまでやってきてくれました。
私自身、口下手で、本人に労いの言葉が足りなかったという思いもあったので、たくさん書いてしまいました。
彼のおかげで、顧問として初めて全国インターハイに行けました。本当にありがとう。
また、大会参加にあたり、山本高校陸上部OB会有志の方をはじめ、多くの方からご支援を頂きました。
この場をお借りし、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。
大会結果の詳細は下記URLから御覧ください。
http://www.jaaftokushima.com/2022/IH/rel175.html
ポカリスエットスタジアム
投擲練習場(徳島教育大学)での直前練習
最後までずっと一緒に練習してくれた仲間と一緒に高校最後のウォーミングアップ
学校から貸切バスを出して、部員全員で応援に来ました
最後は、試合後に撮った同期(75期生)との一枚