5月26〜28日、ヤンマーフィールド長居で大阪インターハイが行われました。
各種目6位(混成種目、女子三段跳などは4位。競歩は5位)までが近畿インターハイへの出場権を獲得できます。
つまり、大阪で陸上競技をしている多くの3年生は、ここで上位大会への道を絶たれることになり、受験勉強に軸足を移すことになります。
山高陸上部からは、予選会を勝ち抜いた個人9名10種目、リレー3種目が出場。
今年の3年生(76回生)は、私がちょうど山本高校に転勤してきた年に入学・入部してきてくれた学年で、この日を迎えるまでに本当に色々なことがあったため、思い入れも深く、試合に臨むのが楽しみな反面、最後のレース・試技になるかと思うと寂しさが半分あり、複雑な気持ちで当日を迎えました。
結果は、リレー種目は力を出し切り、4✕100mRではチームベスト
個人種目は、自己記録を更新できた者もいましたが、勝負の難しさに直面することになった者も多く、指導者としての力量不足を実感させられる試合となりました。
全員が全員、自己記録を更新し、上位大会へ進出できるわけがないことはわかってはいますが、今までともに過ごし成長を見守ってきた生徒の悔し涙を見るのはとてもつらいです。
その中で、1名近畿インターハイへの出場権を獲得した選手がいました。
男子5000m競歩に出場した3年生の小田は2位に入賞することができました。
2月、3月の全国大会で六甲、輪島に遠征へ行った選手です。
本人は、順位に納得がいっていない様子でしたが、山高陸上部としては2年連続の近畿インターハイ出場となりました。
近畿インターハイは、6月15〜18日に和歌山県紀三井寺陸上競技場で開催され、彼が出場する男子5000m競歩は17日(土)13:55スタートです。
5位までが全国インターハイ(北海道開催)へ進出できますが、今年の近畿のレベルは全国最難関。エントリーランキングは16位ですが、奇跡を起こせるようにできることをきちんと全て行い、試合に挑みます。
大阪インターハイの試合結果は下記のリンクから御覧ください。
https://www.oaaa.jp/kotairen/results/2023/o_ih/mast043.html#DAN0158
近畿インターハイの詳細は下記のリンクから御覧ください。
https://wariku.com/result/23hs-youth-championships-2/